008 新年のごあいさつ、X-H1について(その1)
X-H1, XF90/2
あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。もちづきと申します。角餅が好きです。
新年ということで駄文をまたこねてみようかと。
今回はFUJIFILM X-H1について(その1)
ということで、どうしてFUJIFILMに口座をまるまるつぎ込むに至ったかというのを省きつつ記しておきます。作例や評価は次の記事に。その後レンズに関しても斯様な記事を書こうと思います。
X-H1, XF35/1.4
2018年1月下旬ごろでしょうか。ルーモアをニヤニヤ漁るキモオタクライフを謳歌していたところ、FUJIFILM Xシリーズ動画機のリーク記事を発見しました。IBIS、大きなグリップ、新しい三軸チルト(ロックヅメに関するところでしたね)に新フィルムシュミレーション、e-ink肩液晶。いいじゃん。だがデカい。こりゃ買わない。その時はそう思い、すぐに次の記事に目を移しました。その時は。
X-H1, XF90/2
その頃の自分はNikon F100を入手しフィルム天国。とにかく使っていたPENTAX KP(というよりデジカメ)よりずっと色のチューニングがいい。大量のカラーネガでピラミッドを作ったり、たまにおかしなフィルムを馴染みの写真屋の頼みで試したりの冬の日。そんな中、GFX 50sでブライダルの前撮りをやってみないか?という話をいただきました。その頃はちょうど小金稼ぎとして写真を撮り始めた頃。ほんの少しの冒険心からFUJIFILMに魂を売ることになるとはとても思っておりませんでした。
X-H1, XF56/1.2
撮影を終えてからというものの、アガリを見て仰天。カメラやレンズの評価によく出てくる「目が冴える画」というものを初めて体感した瞬間だったと思います。4433センサーによるものなのか、FUJINONの魔術なのか。それもわからずそれからというものの狂ったようにFUJIFILMの製品をレンタルしては使い、レンタルしては使い………ということをしていたと思います。正直自分でも頭おかしかった。
X-H1, XF35/1.4
ウンウン唸りながら買おうか買うまいか、口座と向き合い時は9月末。とうとう我慢ならず意を決してキヨミズ・ダイブ。X-H1にXF56、少し追ってXF35,XF90を購入しました。その直後に台湾へ行く用事があり、それに連れて行きたかったという名目上、勢いで購入を決したとしか言いようがございません。ただ後悔もしてはございませんで。
X-H1, XF90/2
それからというものの男はニヤニヤしながらカメラを触り、ときに写真を撮りその場で吐かれた画に興奮し、青春や友情などに縁遠きものになってしまいましたとさ。ただ一つ言えるのは、X-H1は間違いなく暮らしを変えるカメラである、ということです。買ってからというものの重度の肩こりは改善され、笑うこと(ニヤつきですが)も多くなった気がします。落とした単位を再履できました。女の子に遊びに誘われるようになりました。明朗快活健康生活。まあ個人の感想です。留意下さい。
さて、FUJIFILMに魂を売った可哀想な彼女なし時間なしカメラありといった男の話はここまでにしておいて、次のエントリーにしっかり作例やレビューを書き作っていこうかなという予定です。またの機会に。